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小鳥さんがごはんを食べない

小鳥さんと暮らしていると、なんとなく元気がない、ごはんをあまり食べていない気がする、と感じる瞬間があります。

小鳥さんにとって食べないことは重要なサインであり、短時間で状態が悪化する可能性があるため、見過ごさないことが大切です。

小鳥さんが食べなくなる原因のひとつに、温度や湿度などの環境要因があります。

小型インコさんやフィンチ類さんの原種はオーストラリアや東南アジアなど比較的温暖な地域に分布しており、寒さにあまり強くないため28℃前後が適しています。また、ヨウムさんなどのアフリカ原産の大型種は24〜30℃程の暖かさを好む傾向があります。

湿度は40〜60%前後を保つことで呼吸器や羽の状態を良好に保ちやすくなるとされています。

ゴールデンウィークの時期は日中と朝晩の気温差が大きく、思っている以上にケージ内の温度が下がることがあるため注意が必要です。

寒い環境では、小鳥さんは体力を消耗し、それだけで食欲が落ちることがあります。体温を維持するためにエネルギーを多く消費するにもかかわらず、食べる量が減ることで衰弱してしまうこともあります。

また、引越し、ケージの位置変更や模様替えなどの生活環境や、換羽、発情の影響なども食欲低下の原因になることがあります。

連休中は、ご家族の在宅時間やお留守番が増えたり、来客や外出など生活リズムが変わりやすく、小鳥さんにとっては環境の変化によるストレスがかかりやすい時期でもあります。

おうちの小鳥さんの食欲が落ちていると気づいたときには、まず温度や湿度などの環境を整えることが重要です。

また、食べ慣れているごはんをふやかしたり、細かくするなど食べやすい形で用意してあげることで改善することもあります。

しかし、
・半日から1日程度で食欲が戻らない
・元気がない、膨らんでいる
・体重が減っている
・うんちの状態が変わる
・いつもより寝ている時間が増える、目を閉じがちになる
などの症状がみられる場合、感染や内臓疾患などの病気が背景にあり、体調不良で食欲が低下している可能性が高いため、早めの受診がすすめられます。

連休中は診療体制が通常と異なることもあるため、受診のタイミングを迷ってしまうこともありますが、様子を見ている間に急に悪化するリスクがあります。

季節の変わり目、温度や湿度、生活環境の変化が重なりやすい時期だからこそ、いつも以上に小さな変化に注意してあげてください。 気になる症状やご心配なことがございましたらご相談ください。