小鳥の皮膚科|小鳥の病気でお悩みなら、川口市の小鳥のセンター病院にご相談ください。

完全予約制

TEL 048-266-6661

小鳥の皮膚科

皮膚科

小鳥の皮膚科

小鳥さんの皮膚炎は比較的に珍しい疾患になります。ただ、ケガによる傷、ブンチョウさんの真菌症などが見られます。腫瘍による皮膚炎も診ることがあります。羽があるので非常に気付きづらい病気です。放っておくと皮膚だけでなく、羽にも影響を与えます。検診が大切です。

皮膚科治療に対する当院の方針

当院では皮膚疾患がある際には、スクラッチによる顕微鏡検査、培養、紫外線灯、バイオプシー、レントゲン検査、血液検査など様々な方法で検査を進めます。時々、飼い主様への質問票がある場合があります。先述しましたが、腫瘍の場合もあります。詳しくみて、皮膚炎の発生理由を見つけ出します。

皮膚の検査

●スクラッチ検査(掻爬検査)
皮膚を小さなスプーンなようなもので皮膚の一部を取り、顕微鏡で皮膚にいる寄生虫、真菌などをチェックします。

●培養検査
皮膚炎の原因を見つけるために綿棒で患部を拭い検査を行います。10日から14日ほどかかりますが、原因感染菌の特定を行います。

●紫外線灯
真菌の一部は紫外線灯に反応して光ります。それによって皮膚炎の原因が真菌であることが分かる場合があります。しかし、感染が真菌だけとは限らない、特定の真菌以外は発色しません。

●バイオプシー検査
皮膚の一部を切除し、病理検査に送ります。難治性の皮膚炎や異常な皮膚炎の際に送ることがあります。

●質問票
皮膚炎の発生理由が精神的である場合もよく見かけます。この原因の特定は非常に難しいです。少しでも原因をみつけ、減らすための努力を飼い主様と一緒に行います。

●レントゲン検査
レントゲン検査を行うことによって、内科的疾患からの皮膚炎を見つけることができます。

●血液検査
血液検査は臓器の状態、栄養状態などの把握ができます。内臓系の疾患がある場合、皮膚は痩せていきます。それによる皮膚炎が発生することがあります。

皮膚科の治療

一般的な感染症には抗生剤や抗真菌剤を処方します。外部寄生虫が原因である場合は駆虫薬での治療を行います。しかし、一見単純に見えて複雑になっている場合も見られます。その場合はさらに詳しい検査に入ります。時に、一般的な飼育環境を聞くこともあります。また、難治性の場合、腫瘍の疑いもあります。

こんな症状はありませんか?
~ 皮膚疾患の主な症状 ~

・皮膚が見えている
・かゆがる
・羽が抜けている
・羽を抜いている
・かさぶたができている
・羽が盛り上がっている
など

~ 主に疑われる皮膚の疾患 ~

細菌性皮膚炎、真菌性皮膚炎、寄生虫性皮膚炎、内臓疾患性皮膚炎、代謝性疾患続発性皮膚炎、腫瘍、羽包炎、自咬症 など

ページの先頭へ