Ophthalmology surgery
眼科外科

Ophthalmic surgery目の異常やけがの外科治療
小鳥さんの目が腫れているな、なんだか赤いなと思ったことはありませんか?ぶつけてしまったり爪で引っかいてしまったりしただけの場合もありますが、中には失明や命にかかわる病気の場合もあります。目の病気は早期に治療を行わないと失明につながります。
眼科外科治療に対する当院の方針
小鳥さんの目の疾患は意外と見落とされている事が多いです。
病院で指摘して初めて、、、と言う場合もあります。
眼科外科を選択する際に、現状の把握をしっかり行い、小鳥さんにとって最も良い方法を選択するようにします。
眼科外科の検査
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検眼鏡による検査
小鳥さんの目を大きくみるための道具になります。これを使うことによって、目または目の周辺をくまなく見ることができます。
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フローレス染色の検査
目の表面に傷を伴う疾患が疑われる場合にはこの検査を行います。
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ソノウ検査
意外かもしれませんが、眼疾患は目とは関係ない病気からきている場合もあります。
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エコー検査
内臓のチェックだけでなく、目にプローブと言われる物をあて目の中や目の周囲、目の奥に何か問題がないかを確認します。
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血液検査
目の病気の場合、内臓疾患から発生していることもあります。また、外科処置に踏み切る際に隠れている病気を発見するためにも行います。
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レントゲン検査
血液検査だけではわからない、隠れている疾患がないかを見つけるために行います。
眼科外科の治療について

眼自体に問題があるときと、その付属器(眼瞼など)に問題がある場合があります原因がどこにあるかによって服薬、目薬、眼軟膏などがあります。時に手術を必要とする場合もあります。眼の状態、痛み、ストレス、状態、予後、などを勘案して、飼い主様と相談して治療の選択を行います。
こんな症状は
ありませんか?
- 目を痒がる、脚で掻いたり止まり木にこすったりする
- 正面から見た顔が左右非対称になっている(目やその周囲が腫れている)
- 目の周囲が汚れている
- 目を開けない(閉じている)
- 目の周りが赤い、涙目に見える
- 目から出血している
- 目の色が変わっている
- 目ヤニで目が開かない
- 目から出血している など
眼科外科の主な疾患
- 角膜炎・結膜炎・強膜炎
- 創傷性角膜炎
- 腫瘍
- 白内障・緑内障
- 乾性角膜炎
- 上部気道疾患 など
- 眼内炎・眼内腫瘍
- 眼球炎
よくあるご質問
- 目を怪我してしまった場合、どうすれば良いですか?
自己判断で目薬や薬品を使うのは避けてください。怪我の原因や程度によって適切な治療法が異なるため、速やかに当院にご相談いただき、専門的な診察を受けることをお勧めします。
小鳥さんが目に怪我をした場合、まずは怪我を悪化させないよう、触らずに落ち着かせてあげてください。目の周りが汚れている場合は、清潔なぬるま湯で湿らせたガーゼで軽く拭き取る程度にとどめましょう。- 目の腫れが引きません。どうすれば良いですか?
また、目を保護するため、小鳥さんがケージ内でぶつかる可能性がある障害物を取り除き、静かでストレスの少ない環境を整えてあげることも大切です。
小鳥さんの目の腫れが続く場合は、原因が「目以外」にある可能性が高いです。そのため腫れが引かない場合は、無理に目を触らず、速やかに当院で診察を受けてください。症状が進行する前に適切な治療を行うことで、回復が早まります。