呼吸器の病気に気をつけましょう|小鳥の病気なら埼玉県川口市の小鳥のセンター病院にご相談ください。

小鳥のセンター病院(中央病院)

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コラム

季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

小鳥さん:呼吸器の病気に気をつけましょう

2016.11.30

日毎に寒さが増してくる季節になってきました。
気温もですが、冬に近づくにつれ湿度も下がり空気が乾燥するため、人間と同様に鳥さんも呼吸器疾患にかかりやすくなります。
鳥さんの呼吸器の病気の原因は細菌やウイルス、真菌、寄生虫などの感染によるものから、ビタミンA不足などの栄養バランスの偏り、またガスストーブやホコリの混入、刺激性ガスによる中毒など非感染性のものまで様々です。

乾燥する季節は感染によるリスクがあがるため、鳥さんの飼育環境や栄養状態を良くしてあげることが大切です。鳥さんは寒さに弱いため保温してあげることが病気の予防にも重要になりますが、空気が滞ると喉や鼻の粘膜にダメージを与えてしまうため、こまめに換気してあげましょう。
また、脂溶性ビタミンのひとつであるビタミンAは不足すると呼吸器の粘膜が異常に角化し(過角化といいます)、ここから病原が体内に侵入しやすくなってしまいます。ビタミンAは穀類には含まれていないので、ビタミンAを豊富に含む小松菜やチンゲン菜などの青菜やビタミン剤などで補うようにしましょう。
ちなみに、ほうれん草もビタミンAの多いお野菜ですが、シュウ酸というカルシウムの吸収を阻害する栄養素を含んでいるため与えないでください。

上部気道と呼ばれる外気に近い部位の疾患により、鼻汁の付着や鼻孔の汚れ・詰まり、目の周りや顔全体の腫れなど見た目に症状がでることがあります。
また、くしゃみやあくび、顔を振ったり止まり木などにこすりつけたりする行動が顕著になるケースもあります。
他にも食欲不振や食べたものをすぐ吐き出してしまうなどの症状も見られることがありますが、症状から原因を特定することは難しいため早めに動物病院を受診し、病原もしくは疾患の素因に対する治療に素早く取り組むべきでしょう。
症状が慢性化すると、より体の奥のほうの臓器である気管や肺、気嚢などの下部気道の疾患に続発する可能性があります。呼吸音・鳴き声の異常、開口呼吸やチアノーゼなど呼吸困難など特徴的な症状が見られ、上部気道の疾患に比べ深刻な事態になる場合が多いです。
鳥さんの鼻や顔周りはきれいかどうか、行動に変化はないかなどを毎日観察し、何か異変に気づいたらすぐに獣医師に相談することが大切です。

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