小鳥さんの排泄物(便の色)|小鳥の病気でお悩みなら、川口市の小鳥のセンター病院にご相談ください。

048-266-6661
年中無休
診察・ホテル受付時間 平日は午 前8:45~11:45、午後15:00~18:45。土日祝は午前8:45~11:30、午後15:00~18:30です。
川口市の小鳥専門病院「小鳥のセンター病院」

コラム

季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

小鳥さんの排泄物(便の色)

2018.12.05

大切な小鳥さんの健康を守るために、普段から気をつけてみておきたいのが小鳥さんの排泄物の状態です。小鳥さんは、排泄孔が肛門と尿道口に分かれておらず、一つの排泄孔より糞便と尿が同時に排泄されるため、排泄物は便(主に緑褐色)、尿(透明)、尿酸(白色)で構成されています。便の色は小鳥さんの種類や食事によって異なりますが、例えばセキセイインコさんで種子食の場合、緑褐色です。今回は、異常な便の色についてご紹介します。

 

・濃緑色の便

① 絶食便:絶食状態になると、胆汁(濃緑色)と腸粘膜の排泄が行われ、見た目には濃緑色、少量、下痢状の便が排泄されます。これを「絶食便」と呼んでいます。
② 溶血便:重度の溶血が起こっている場合、破壊された赤血球から血色素(ヘモグロビン)が溶出し、大量のビリベルジン(緑色)が生成され、排泄量が増加するため、便が濃緑色になります。なお、便中のビリベルジンが尿中に溶け出し、尿も濃緑色になります。また、鉛中毒が原因で溶血が起こっている場合、便は一種独特の光沢を帯びたビリジアン色となります。
③ 着色便(緑色):緑色のペレットやサプリメントなど着色料の付いた食事を食べると便が緑色になることがあります。
④ 高脂食便:ヒマワリなど脂肪種子を常時与えていると、胆汁が多く分泌されるようになり、常に緑色便となります。

・黒色便
① タール便:上部消化管出血(特に胃)、または大量に血液を飲んだ場合(気道出血、外傷出血など)、血色素が胃酸によって塩酸ヘマチンへと酸化されて黒くなり、便が黒色化します。
② 着色便(黒色):炭などの黒色物を食べた場合や鉄剤を投与した場合、黒色系の食事をした場合も黒色便となります。

・白色便:消化不良によりデンプンや脂肪が便に排泄された場合、便が白色となります。

・赤色便
① 着色便(赤色):便にまんべんなく赤色で形が正常な場合、ニンジンや赤色ペレットなどの食べ物由来で便が赤くなっている場合が多いです。

② 血便:赤色付着物がある場合、血液が混じっている血便である可能性があります。排泄孔、排泄腔、下部消化器(下部小腸、直腸、結腸)、生殖器、腎臓のいずれからの出血により血便が起きます。

小鳥さんの便の異常をみつけたら、早めに受診しましょう。

ページの先頭へ