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お迎えしたらまず検査?PBFD
本格的な夏が近づいてきています。人間は衣替えの時期ですが、小鳥さんも換羽の時期を乗り越えました、という子が多いでしょう。そんな生え変わりを終えて、ツヤツヤなはずのお羽がなんだかボサボサ…そう感じたことはありませんか?また、新しく小鳥さんをお迎えしてみたら先住の子とお羽の質感が違う…そんなこともあるかもしれません。そこで今回は、そんなお羽の異常を起こすことがある病気、PBFDについて考えてみましょう。
PBFD(オウム類嘴羽毛病)は、サーコウイルス科PBFDウイルスに感染することでなる病気です。名前の通りお羽や嘴が変形したり変色したりする症状が有名ですが、免疫不全により二次感染を起こして死亡することもあります。特に若い鳥さんほど急性の経過をたどる(急性型)ことが多く、より致死的になります。
よく見られる症状は、お羽が抜けやすい、捻じれたり羽軸が黒くなったりする、嘴が伸びすぎたり脆くなったり変形したりしているなどです。また典型的な症状ではありませんが元気食欲不振や栄養失調などが見られることもあります。鳥さんの種類によって、お羽が抜けやすい、お羽の変色が起きやすいなど出やすい症状が違う場合もあります。
このウイルスは感染力が強いうえに消毒薬も効きにくいという特徴があります。感染した鳥さんの脂粉や血液、糞などにウイルスが含まれ、これが付着したケージなども感染源になりえます。環境中でもウイルスは生き残りやすく、一般的なアルコール消毒などは無効ですが、次亜塩素酸による消毒は有効です。特効薬はなく、免疫を高めるお薬や抗ウイルス薬の注射・内服が主な治療法になります。感染しているかを調べるためには数日分の糞や少量の血液、異常が見られるお羽などを検査機関に送り、ウイルスの遺伝子が含まれていないか検査する方法があります。
PBFDに罹っている子の中にはストレスなど体力や免疫力が弱ったときに一気に発症する子もいます。また特に多頭飼いは病気を一気に広めてしまうリスクでもあります。ショップでウイルスの検査をしてある場合もありますが、新しく小鳥さんをお迎えしたときには早めに遺伝子検査をしておくと安心でしょう。
PBFDの検査をしたいとき、またおうちの小鳥さんに気になる症状があるときにはぜひ病院に相談してくださいね。