季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。
小鳥さんとPBFD
2020.06.10
コロナ自粛の中、新しく家族を向かい入れる飼い主様が増えていますがまずご購入の際に鳥の難治性のウイルス感染症であるPBFDという病気をお知りください。
PBFD(オウム類嘴羽病)は全てのオウム、インコが感染し白色バタンでは致死的、その他インコオウムにも致死的または免疫不全を起こしうる病気です。
感染は親からもらう垂直感染、集団からもらう水平感染があります。ウイルスはフケや羽、便からも排出され、その粉塵を摂取することにより感染します。
感染・発症すると急性型では元気消沈、免疫不全による下痢、感染症でほとんどが致死的経過を辿ります。慢性では爪や羽軸、嘴に出血傾向がみられ、特に飼い主様は羽がなんだか汚い、バサバサ...で気づくことが多いです。
ペットショップでは事前にこのウイルス感染症の検査をしている場合がありますので、購入の際はPBFDが陰性なのか、検査をしていない場合は病院で検査しましょう。