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季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

小鳥さんの発情・女の子

2023.04.01

この時期に多くの小鳥さんは発情をします。

物理的不妊(手術による不妊)が難しい小鳥さんでは発情抑制が大きな課題になっています。小鳥さんの種類によっては薬物による不妊が難しい種類もいます。発情抑制がなぜ大切なのでしょうか。

それは、「寿命」にかかわるからです。極端な例を挙げると雌鶏さんです。このニワトリさん(ボリスブラウン、白色レグホンなど)は短いと3年程度で亡くなることもあります。3年の寿命でなくても3~5年で体調に問題を起こすことがあります。原因は「産卵」です。これらの品種は年間で約300個程度の卵を産みます。3年で約1000個近く産みます。これだけ生むとさすがに産卵関係の事故を起こす可能性が出てきます。それによって寿命が短くなってしまうのです。

さらに、小鳥さんは一生涯発情して卵を産むことが理論的に可能です。当院では22歳のオカメインコさんの産卵の経験もあります。産卵=短い寿命が絶対ではありません。しかし、産卵数が多いほど寿命が短くなるのは事実です。一緒にいる時間を長くするためにも、しっかりと発情抑制をしてあげてください。

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