小鳥さんと羽抜け|小鳥の病気でお悩みなら、川口市の小鳥のセンター病院にご相談ください。

完全予約制

TEL 048-266-6661

新着情報

季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

小鳥さんと羽抜け

2022.09.28

朝晩が冷えるようになり、日中との気温差が激しい時期になりましたね。そろそろ衣替えをしなければと思う今日この頃です。

さて、今の時期は換羽(トヤ)を迎えている小鳥さんも多いかと思います。そこで今回は羽が抜けているときの注意点について紹介していきます。

 

正常な小鳥さんの換羽は、雛から大人になるときの【雛換羽】と発情期に伴う【季節性換羽】があります。雛換羽は小鳥さんの種類にもよりますが概ね生後半年までに起こり、羽の色や模様が変わることもあります。季節性換羽は発情サイクルに伴うもので、春や秋に起こることが多いですが飼育下の小鳥さんではそのサイクルが崩れてしまっていることも多く、真夏や真冬でも換羽が起きてしまう子もいます。

季節性換羽では、小さい羽根(ダウン)以外に風切羽や尾羽といった大きな羽根(フェザー)もよく抜けます。抜ける量はその子によって違いますが、基本的に飛べなくなるほど抜けることは稀です。

 

小鳥さんの籠の中に落ちている羽根に齧り取ったようなあとがあったり、嘴が届く範囲だけがやけに禿げていたりする場合は何らかのストレスによって毛引きしている可能性があります。また、止まり木に顔をこすりつけるなど痒がるような行動がある場合は皮膚糸状菌症や疥癬など感染症による脱羽かもしれません。こうした症状がある場合はすぐに病院に相談・来院するようにしましょう。

ページの先頭へ