季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。
小鳥さんとごはん
2022.11.28
街がクリスマスの雰囲気に染まり、同時に年末年始の準備に忙しくなる季節になりました。クリスマスプレゼントを考えているご家庭も多いかもしれません。今回は、何かと浮かれがちな今だからこそしっかり考えたい、小鳥さん、特に種子食の子たちのごはんについて紹介していきます。
小鳥さんのごはんのうち、主食は大きく二種類に分かれます。ひとつはお馴染みのシード(種)のごはん、もう一つは総合栄養食であるペレットです。
シードのごはんは、皮が剥かれているものと皮付きのものに大別されます。皮むきのごはん、いわゆるムキエはさし餌の時や一人餌になり始めの時には良いですが、完全に一人でご飯が食べられるようになった後は皮付きのごはんの方が栄養価が高くなります。ただし、一部のビタミンやたんぱく質などが不足してしまいがちになるのでお野菜やボレー粉、鰹節など副食を合わせて与えるようにしましょう。
ペレットは、総合栄養食の名の通り様々な栄養素を含んだビスケットのようなごはんです。イメージとしてはドッグフードやキャットフードの小鳥さんバージョンとなります。栄養バランスはとても良いのですが、皮付きのご飯を食べなれた子たちではなかなか手を付けてくれないことが多いです。様々なメーカーのペレットが市販されていますので、食べやすいものを探してみるか、細かく砕いて少しずつ味に慣れてもらうとよいでしょう。
どういったご飯を食べてもらうかに関わらず、食べすぎは小鳥さんにとってもよくありません。体重を測りつつ、どれぐらいの量を食べているのか管理してあげましょう。ウチの子もしかして太りすぎ(やせすぎ)・・・?と心配になったら病院に相談しましょう。