小鳥さんの熱中症について|小鳥の病気でお悩みなら、川口市の小鳥のセンター病院にご相談ください。

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新着情報

季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

小鳥さんの熱中症について

2023.08.01

日差しが強く、夏の暑さが厳しい日が続いています。天気予報では、毎日のように熱中症警戒情報が出され、各地で熱中症患者の救急搬送が相次いでいるように感じます。

実は、小鳥さんも、熱中症に気を付けたい季節です。

 

温かい地域が原産の小鳥さんでも、猛暑日に直射日光が当たる、閉め切ったお部屋にいることで、熱中症になってしまうことがあります。

熱中症になると、口をパクパクさせる開口呼吸、温度を下げようと羽を広げる、脚がフラフラして止り木から落ちてしまうなどの動作がみられます。

症状が悪化すると、神経症状、痙攣などが見られ、そのまま亡くなってしまうこともあります。

 

熱中症の怖いところは、応急処置や治療を行って、一時的に回復したとしても、死亡リスクがあることです。

高熱や、生命維持に必要な酸素や血液が臓器に届かない、循環不全の状態が続くことで、脳や臓器がダメージを受けてしまいます。

 

熱中症を未然に防ぐための環境づくりがとても大切です。

風通しが良く、ケージの中に、小鳥さんが日陰でお休みしたり、水浴びができるような環境を作ってあげてください。

日光浴をする際は、風通しの良い室内で、網戸越しに、いつもより時間を短くするなど、工夫してあげましょう。

但し、小鳥さんは寒さにも、とても弱いため、風が体に直接当たったり、冷水などで急激に体温が低下しないように注意してください。

 

万が一、小鳥さんに熱中症が疑われる症状がみられた際は、すぐに病院を受診してください。

 

残暑が続きますが、飼い主さまも小鳥さんも、健康に過ごせるよう、ご不安なこと、わからないこと等ございましたら、来院時にご相談ください。

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